発表会当日、私は何回「大丈夫!」と言ったか・・
10回や20回ではありません。
100回くらい言っていたかも?!
1人広い舞台の上に立って演奏する、ということはすごいことです。
不安や緊張に襲われるのも当然。
舞台袖で不安そうな表情で自分の番を待っている子たちに・・
「大丈夫!」
ひたすら言い続けました。
今回は2台演奏もあったので、舞台上でも一緒に弾く子に「大丈夫」とコッソリ言っていました笑
今までやってきたことを信じてやるしかない。
そしてやった「結果」はみんなそれぞれです。
思うように演奏できた子は大きな自信をつけて欲しいし、思うようにいかなかった子はこの経験を次に生かしてほしい・・
子供達は「まっさら」なので、傷つきやすいです・・
普段のレッスンでも、「家ではうまく弾けたのに」と涙する子も・・
でも残念ながら実技に絶対はありません。
これからの長い人生を歩んでいくには成功、失敗、どちらの経験もしなければなりません・・
いろんなことを経験し、学ばなければなりません。
成功した時にも傷ついた時にもできる限り寄り添ってあげたい。
これからどうすればよいか、どう乗り越えれば良いか・・
寄り添い伝えるのが、そばにいる大人の役目だと思っております。
このデジタルな世の中で、ピアノは一番アナログな習い事かもしれません・・
結果を出す為にはひたすら練習するしかない・・
とても時間のかかる習い事です。
でもその分得ることがとても大きい習い事です!
子供達は経験し実感し心が動いた時、本当にやります。
なので、発表会が終わった途端、練習頑張り出す子も(゚o゚;;
きっと発表会を通じて心が動いたのだと思いますが、もう少し早く練習頑張って欲しかったと思うのは大人だけでしょうか(^_^;)
この発表会目指してやってきて感じたこと、発表会当日に感じたこと。
今回の経験を生かし、一歩ずつ成長してほしい。
そう願っています。